石油人必見!!業界斬り



JXTG 設立前に人事異動第2弾を発令


伊藤忠エネクス 姿を消すカーライフ部門


 春の訪れを感じさせる人事異動のシーズンを迎えた。4月にスタートするJXTGエネルギーは役員・支店長など幹部人事をすでに発令しており、これに次ぐ第2弾の部・課長級の人事異動を発令した。「さすがにマーケットシェア50%強を占める巨大な会社なだけに、同社のホームページに掲載されている部・課長級の人事異動は膨大な数にのぼり、現在の担当者やその上司など、今お付き合いしている方々がどこへ移動するのかを探すのにも一苦労する」という声もある。

 JXTGが4月にスタート、これに出遅れ感がある出光興産と昭和シェル石油の経営統合がいつ、どのタイミングでまとまるのか?に関心が集まっている。出光創業家の統合反対という想定外のハードルもあり紆余曲折はするものの、最終的には元売2強時代という構図になるという見方が支配的だ。系列特約店関係者からは「元売再編成の次は流通再編成が到来する」、「同業者間の過当競争は終焉するのか」、「不透明な仕切り体系が改善されるのか」といった声が聞かれている。こうした背景には「今後、元売が社有SS(元売が所有しているガソリンスタンド、運営は販売業者)をどう取り扱うのか。全SSのうち社有SS比率が約25%を示している現状を踏まえると、元売集約・統合の後に社有SSの淘汰に照準を絞るのは必至だ」という現実的な指摘とともに、今後の販売政策の変革に迫られている。

 こうした元売集約・統合の影響を受けるのは石油系商社も例外ではない。商社も生き残りをかけ従来の販売政策を大きく見直さなければならない。商社系の雄ともいわれている伊藤忠エネクスは新年度から石油需要減退、元売再編・統合に対応するため組織の改編を実施する。主な内容は「エネルギー・流通事業クループ」と「電力・ガス事業グループ」に分けるもので、これまでのカーライフ部門、いわゆるSS部門(カーライフ部門)というものが姿を消し、生活エネルギー・流通事業グループに集約される形で、「これまでSS重視の施策を見直したもので、今後の販売店戦略も変革するのは必至」という分析をする関係者もいる。




 

【維  新】 (1) 物事が改まって新しくなること。 (2) 明治維新の略。

【以心伝心】 (1) 禅家で、言語では表されない真理を師から弟子の心に伝えること。
                 (2) 思うことが言葉によらず、互いの心から伝わること。

【維新伝心】 (1) 石油ネットによる造語で、HP連載のタイトル。
                 (2) 物事が改まって新しくなる様や世の中の真理を、心から心に伝えようとするホームページ上の試み。

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