石油ネット業界事情の「今」を見つめる 石油ネット

がんばれENEOS野球部 支店関係者は対応に苦労?


 早いもので今年の月めくりのカレンダーは残すところあと3枚となった。東日本大震災以降、東北地域のSS業界の関係者は復旧、復興に向けて積極的に取り組んでおり、石油業界を挙げて“底力”をみせたいものだ。


さて今年の夏は観測史上4番目の暑さになったというが、昨年の夏が記録的な猛暑によってガソリン販売が伸びた反動もあって、伸び率は前年並みか、もしくは前年割れというケースがあったようだ。電力不足を背景に一般家庭のオール電化攻勢の勢いはなくなったものの、それでも今冬の灯油商戦は苦戦が強いられるのではないかの見方が強い。


 ところで電力不足によって夏の風物詩のひとつともなっていた東京ドームでの都市対抗野球大会が10月に順延され、球場も大阪の京セラドームへと変更になった。消費電力を考慮して球場を大阪エリアへと変更したものだが、原発問題もあって関西電力の供給不足が懸念されており、結果的には東京でも、大阪でも同じことで、電力使用制限令を前倒しして解除された東京電力管内の方がよかった…という皮肉な結果になっている。


 球場を京セラドームに変更しての第82回・都市対抗野球大会は10月22日に開幕する。大会にはわが石油業界を代表してJX日鉱日石エネルギーの「JX・ENEOS野球部」が神奈川県代表として出場する。JXエネルギーがスタートした昨年は出場を逃しているだけに雪辱を期したいところだろう。


しかし、都市対抗野球大会に不慣れな関西支店の関係者にとっては、その対応が大変なのではないか…と関係者はみている。「JXホールディングの首脳は当然のこと事業会社のトップが応援のため駆けつけるため、その対応、さらには系列特約店のどこが応援に来たかどうか…などなどのチェックをしなければならない」と関係者はその苦労を強調する。


「系列特約店の中にはこの際、派手に応援してブランド料を少しでもまけてもらおうというケースもあるのではないか」ということが伝えられているが、いずれにしても暗い話が多いなかENEOS野球部には優勝に向けて頑張ってもらい、そのご祝儀で少しでも仕切りを安くしてほしいという願望も系列業者にはあるようだ。



【維  新】 (1) 物事が改まって新しくなること。 (2) 明治維新の略。

【以心伝心】 (1) 禅家で、言語では表されない真理を師から弟子の心に伝えること。
                 (2) 思うことが言葉によらず、互いの心から伝わること。

【維新伝心】 (1) 北海道石油新聞社による造語で、HP連載のタイトル。
                 (2) 物事が改まって新しくなる様や世の中の真理を、心から心に伝えようとするホームページ上の試み。


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