2013年度 東燃ゼネラルグループ


第48回東燃ゼネラル児童文化賞
第43回東燃ゼネラル音楽賞受賞者


 
 東燃ゼネラルグループは「企業も社会を構成する一員であり、社会に役立つ活動を続けていくことは企業の大切な責任の一つ」と考えている。この理念に基づき、長年さまざまな社会・文化貢献活動を展開してきた。その中でも東燃ゼネラル児童文化賞・東燃ゼネラル音楽賞は、今年でそれぞれ48年目、43年目という歴史を持つ貢献活動であり、わが国の児童文化・音楽文化の発展、向上に寄与してきた。

 

今年は9月13日都内のホテルで、東燃ゼネラル児童文化賞・東燃ゼネラル音楽賞の贈賞式を開催した。栄えある2013年度の受賞者は児童文化賞・角野栄子氏(作家)、音楽賞邦楽部門・今藤尚之氏(長唄 唄方)、音楽賞洋楽部門本賞・小山実稚恵氏(ピアノ)、音楽賞洋楽部門奨励賞・古典四重奏団の皆様(弦楽四重奏)がそれぞれ受賞した。

 

 

受賞者の喜びの声

児童文化賞受賞の角野氏は受賞の一報を聞いたとき、メジャーリーグで活躍するダルビッシュ選手のようなポーズで喜んだ-と伝え、音楽賞邦楽部門の今藤氏は、仏壇の前で手を合わせ101歳で亡くなった母と二人の師匠に報告したーと語った。東北地方出身の音楽賞洋楽部門本賞の小山氏はこの受賞を被災地の皆さんと分かち合いたい-と気遣った。音楽賞洋楽部門奨励賞を受賞した古典四重奏団のチェロ奏者・田崎瑞博氏は一年のうち220日前後は練習の日々だ。その間は収入がない。今回の副賞をエネルギーに今後も頑張る-と述べ、観客を笑わせた。(既報=9月13日贈賞式の様子)

 

 

東燃ゼネラル児童文化賞・東燃ゼネラル音楽賞の受賞記念講演は11月21日、都内の紀尾井ホールで行われ、関係者に加え抽選で100名の一般の方々を招待し、盛大に行われた。冒頭、主催者を代表して東燃ゼネラル石油の武藤潤社長は「東燃ゼネラルグループは今年で120年の節目の年を迎えた。この長い歴史の中で東燃ゼネラル児童文化賞・音楽賞は企業の社会・文化貢献活動の中枢を担う大変重要なプログラムである。児童文化賞は1966年に創設、音楽賞は1971年に創設され、それぞれ第48回、第43回を迎えられたのは、選考委員会をはじめとした皆様のおかげ」と挨拶した。記念公演では児童文化賞を受賞した角野栄子氏が代表作の「魔女の宅急便」から抜粋して朗読。音楽賞邦楽部門を受賞した今藤尚之氏とともに唄、三味線、囃子などのメンバーが「越後獅子」(文化8年)を披露した。その後、音楽賞洋学部門奨励賞を受賞した古典四重奏団の皆様は、モーツァルト弦楽四重奏曲変ロ長調K458「ハイドン四重奏曲第3番“狩り”」より第1楽章、ベートーヴェン弦楽四重奏曲第13番変ロ長調作品130より第5楽章などを演奏。音楽賞洋学部門本賞を受賞した小山実稚恵氏はJ.S.バッハ平均律クラヴィーア集第1巻第1番ハ長調前奏曲、ショパンのピアノ協奏曲第2番ヘ短調作品21より第2楽章「ラルゲット」(ピアノ・ソロ版)などを演奏した。

 

 今藤尚之氏  角野栄子氏
 古典四重奏団の皆様  小山実稚恵氏


これらの賞は1966年にモービル児童文化賞、その5年後の1971年にモービル音楽賞がスタート。国内でも歴史ある賞として認知されている。児童文化賞の起源は当時のモービル石油(東燃ゼネラル石油の前身)が創業70周年の記念行事として、創作童話を公募したことが始まり。そのころ日本は高度成長の最中、CSRという言葉すらない時代に石油元売りが社会貢献活動を志し、しかも児童文化の分野に着目すること自体が先見性に満ちている。バブル経済崩壊以降、多くの日本企業が「メセナ」活動を中止する中、児童文化・音楽を地道に支援し続けたことが、東燃ゼネラルグループの企業としての在りかたを物語っている。来場された方々が笑顔になり、時には涙する姿は改めて人間には経済的・物質的な豊かさのみならず、精神的な豊かさを与えるものが必要であると強く感じている。「豊かな感性を求めて」というテーマ貫けば、結果的に豊かな社会を生む-という東燃ゼネラル児童文化賞・音楽賞のコンセプトがここにある。

 

着目すべき点は、東燃ゼネラル音楽賞は過去の受賞者の中に、世界的に著名な音楽家を輩出していることだ。第2回(1972年度)音楽賞洋楽部門受賞の朝比奈隆氏(指揮)は「ブルックナーの巨匠」と呼ばれ、この賞を受賞した後、1978年朝日賞、1983年神戸市名誉市民顕彰、1987年勲三等旭日中綬章受章、1989年文化功労章として顕彰、1994年文化勲章受章、没後一従三位に叙せられている。

第5回(1975年度)音楽賞洋楽部門受賞の小澤征爾氏(指揮)は「日本人として最も世界的に成功した音楽家」と位置付けられ、一般の方々にも広く知られている。この賞を受賞したのち、2002年から2003年のシーズンから2009年から2010年のシーズンまで、ウィーン国立歌劇場の音楽監督を務めた。栄典・表彰歴として文化勲章などがあげられる。



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